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アイコン 江戸末期から家

御津新庄、𨼲地地域、尾上の高台に立つ旧戸川邸の母屋。
木造草葺平屋建。

詳細な築年数は不明ですが、江戸時代後期には既にこの地に
あったと言われています。
かつて敷地内には、現存する母屋に加え、蔵、離れ屋敷、
女中部屋などが建ち並んでいました。
石垣の上に瓦葺きの白壁が巡らされ、西側に正面門がありました。

奥座敷、中座敷、外の間と座敷が続く、三間下がりと呼ばれる間取りは、
岡山市指定重要文化財である河原邸と相似しています。

建物規模もほぼ同等であり、河原家に並ぶ大庄屋としての
格式を誇る屋敷だったと考えられています。
今も残る障子紙には、当時の文化人の手による書が貼り付けられています。

屋敷に客人が訪れて滞在した際には、一筆描いて頂き飾る
という習わしがあったとのこと。
障子紙の書は各部屋に何点も残されており、多くの人が訪れた
当時の繁栄を忍ばせます。

地域の年配者の中には、戸川家と縁があった方も多くいらっしゃいます。
子供達を敷地に招いて当時まだ一般的ではなかった白米のおにぎりを
振る舞ってもらった、
などの思い出を鮮明に物語って下さいます。

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アイコン 伝統文化

御津新庄の天松神社ゆかりの獅子舞には、
獅子が舞う前の清め、地固めとして、
「棒使い」という演舞が含まれるのが特徴です。

小学生以上から成る「新庄獅子舞保存会」に
よって受け継がれ、御津獅子舞フェスタや
備前国一宮・吉備津彦神社をはじめ、
各地で演舞を披露しています。

区内に点在する神社では、それぞれに
異なる特色を持つ獅子舞が継承されています

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アイコン 歴史

御津地域は、岡山城を築城した宇喜多家によって平定されるまで群雄割拠の地であり、多くの武将が城を構えていました。中でも、旧五城村域には多数の山城跡が残されています。